[朝渋]会社を変えるにはどうすればいいのか。ONE JAPAN代表の濱松誠さんがその真実を語る。

one japan 濱松
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会社を変えたくてもどうすればいいかわからない…どうせ意見言っても、流されるだけだしな…

と諦めている人はいませんか?

会社は大きければおおきいほど、社会に与える影響は大きくなりますが、その分個人の意見がとおりにくかったり流れがわるくなりがちです

 

そんな状況を打破しようと活動しているのが、大企業の若手有志団体One JAPAN共同発起人・代表であり、新著『仕事はもっと楽しくできる 大企業若手 50社1200人 会社変革ドキュメンタリー』の著者でもある、濱松 誠(はままつ まこと)さんです

今回は濱松さんをゲストとしてお迎えし、「今いる場所で一歩踏み出す方法」をテーマにお話ししていただきました

  • 会社に属しているけどモヤモヤしている人
  • 会社の制度・動きを変えたいと思っている人

は参考になると思うので、ぜひ読んでください

なまっちゃ
面白トークと熱いトークが交互に来て、飽きない90分間だった!

 

ONE JAPAN代表・濱松 誠とは?

onejapan濱松誠

(photo by@takumiYANO_)

One JAPAN共同発起人・代表である濱松 誠さん

大学卒業後、2006年パナソニックに入社し、北米向け薄型テレビのマーケティング、インドの事業推進に従事しました

その後、2012年に本社人事へ異動し、パナソニックグループの採用戦略や人材開発領域を手がけます

 

2012年、組織活性化をねらいとした有志の会「One Panasonic」を立ち上げました

そして2016年にはNTTグループやトヨタ、富士ゼロックスなど、大企業の同世代で同じ課題意識を持つ者たちを集め「ONE JAPAN」を設立し、代表に就任

現時点で50社・1200名の有志が参画し、共創や新しい働き方の実現に向けて、取り組んでいます

One JAPANとして書籍「仕事はもっと楽しくできる」(プレジデント社)を出版しています

 

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ONE JAPANを始めた理由

onejapan濱松誠

なぜ、濱松さんは大企業の若手有志が参加する日本初の団体『ONE JAPAN』を始めたのでしょうか?

メンバーはみな、ミレ二アル世代のふつうのサラリーマンです

 

ONE JAPAN設立の想いを、トークセッションの明るく軽い感じとは真逆に、熱く語っていただきました

 

学生時代優秀だった人も、大企業に入ることでくすぶりがちなことを、濱松さんは身をもって感じていたそうです

大企業にいる人は

  • 辞めるか
  • 染まるか
  • 変える

しかありません

なまっちゃ
たまに大企業を使い倒すひともいるみたい…笑

 

でも、大企業を変えると思う人はほとんどいませんでした

大きな組織を動かすのは上の人間だから、一人の社員がわーわー言っても何も響かないからです

 

そこで濱松さんが考えたのが、会社内にコミュニティを作ることでした

動かしたいという想いがあるのに諦めるのはもったいない!繋がる場を!

と思って交流会開催したのです

 

そして会社の社員だけに止まらず、退職後も繋がれるネットワークをつくったのも濱松さん

 

社員の想いによりそったコミュニティがあると、会社全体の雰囲気もよくなるなと思いました

 

「どうせ無駄」と諦めたらそこで試合終了

onejapan濱松誠

先ほども説明したように、大企業だと風習や伝統があって変えることはなかなか難しくなってきます

そうわかってくると、社員たちは『どうせ無駄』と思ってしまうのです

だから、そこから抜け出すために口に出す、行動が大事だと、濱松さんは言います

社内のルールを変えるのは経営と人事 コミュニティを持つことです

それができて、はじめて対峙ができるそうです

 

ほとんどの人は社長にはなれない…そのときに上を動かす方法

コミュニティをつくっても、そこの内輪で盛り上がっていては会社を動かすことはできません

じゃあ、そんなときにどうすればいいのか?

濱松さんは

  1. 経営者の人のマインドに入り込んで
  2. その人を行動させるように仕向ける

ことが、大企業を動かすには一番いいと言っています

 

大企業すぎて若手のできることなんてたかが知れているんですよね

そんな状況でもあきらめないで続けた濱松さん

 

コミュニティをつくり仲間が集まると、ほんとに変えていける経験を何回もしたそうです

 

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成功するには打席にたつ数を増やすこと

onejapan濱松誠

いくつもの成功している人は、どんな人が多いのか?

その共通点を、濱松さんは教えてくれました

 

 

経験、行動から成功がくる

とにかく打席に立って、成功確率を高めることが大事になってきます

 

でも、大企業では失敗が許されないことも多いですよね…

そんなときに打席に立ってバットを振る練習をできるのが、会社以外のコミュニティなんです

失敗OKのところで小さな失敗を重ねる

コミュニティ内でどんどん手を上げて企画を実践することで、打席に立つ経験を積むのです

 

常に素振りをしてないと、いざレギュラーになってもなにもできません

打席が回ってきた時のために他の場所で打席に立つ経験をしておくことが重要になってきます

 

「変える」じゃなくて「変わる」

イベントも終盤になってきたとき、モデレーターの西村さんが「僕思ったことがあって…」と話を切り込みました

その内容がとても良かったのでメモに残しておきます

 

過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分だけ

会社をいくら変えようとしても中々難しいものがります

しかし、自分が変わってその姿をみた他の人も変わって…と輪が広がっていけば、それが会社が変わっていくことに繋がるのです

 

自分が変わればまわりも自然と変わっていく

だから、変えるの前に変わることが重要なんじゃないかと西村さんは言っていました

濱松さんも「確かに!」と納得されているようで、すぐに変えます!となってました(冗談でw)

 

大企業はダメなんかじゃない!

onejapan濱松誠

企業から独立して活躍している人や、会社を企業している人を見ると輝いて見えて、うらやましく思ってしまうのではないでしょうか?

濱松さんは、大企業にだって魅力あるし、企業との関わり方はいろいろあると言っていました

 

固定概念にしばられて「これしかだめだ」と思っていると、どんどん選択肢が見えなくなってきます

こうやって選択肢が増えていくのも、コミュニティの良さかもしれませんね

 

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コミュニティを続けていくコツ

onejapan濱松誠

多くの人が属しているONE JAPANというコミュニティ

長年、それをマネジメントしている濱松さんはどのようにコミュニティを運営しているのでしょうか?

心がけていることを話してくださいました

  1. ビジョンと対話
  2. 信頼、弱みを出す組織
  3. ありがとうという関係性

この3つがコミュニティを維持させていくには大切なんだそうです

 

この言葉を聞くと、自分でもできるんじゃないか…と勇気づけられますよね

 

Break the Bias(固定概念を取っ払う)を実行するONE JAPAN

onejapan濱松誠

 

これ、今までの朝渋のイベントでも数多くの人が言っていたことです

良い企画は「自分ごと化」から始まる?!NewsPicks編集長・金泉さんが企画のつくり方を伝授!

コンテンツ作りがもっと楽しくなる!髙瀬敦也さんが語る『人がうごくコンテンツのつくり方』2018年9月22日

新R25編集長・渡辺将基さんが企画の作り方を伝授!面白くて刺さる企画を作りたい!

 

みんなが当たり前・常識・普通って思っていることを疑え

そうすることで、いいアイデアを生み出しそこからイノベーションを生み出すことができると濱松さんは言ってました

 

これだけいろんな人が言う「概念を疑え」

本当に大事なことなんだなと実感せざるをえませんでした

 

諦めずに人のために動き、それが結果的に世界を変えることにつながる

大きな野望をもちつつも、身の回りを大切にする濱松さんにすごい好印象を持ちました

 

  • 大企業に勤めているけどモヤモヤしている人
  • 会社を動かしたいと野心をもっている人

はぜひONE JAPANの活動に参加してみてはいかがでしょうか?

 

朝から素敵なお話ありがとうございました

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