夏生さえりさんの甘い話ができるまで。ライティング・拡散される文章を書ける方法を学んできた

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なまっちゃ
これにキュンとした人…正直に手をあげて…(はい)

 

このような,多くの女性がキュンとするような妄想ツイートをしている,夏生さえり(@N908Sa)さん

(photo by @takumiYANO_ )

そのさえりさんのフォロワーはなんと14万人弱!!

キュンとする甘い妄想と可愛らしい笑顔でファンも多い大人気ライターのさえりさんは,文章を書く人として様々な広告・取材記事をメディアで出したり,書籍を出したりしています

 

今回は,そんな夏生さえりさんが,最所あさみさんをモデレーターとするトークイベントで

  • さえりさんの「あまい話」ができるまで
  • 女心をつかむ企画の立て方

を話していただいた内容を,女子大生なまっちゃ(@namatcha_)がレポートしていきます

とにかく「ここまでやってるのか!」と思うことが多すぎたので,SNS運用している人・メディア関連の人はぜひさえりさんのライティング術を学んでみてください!

 

さえりさんの妄想ツイートの始まりはトレーニング

 

 

多くの女性がキュンとするツイートは,さえりさんの妄想が溢れてしまうからではなく,トレーニングのため

しかも,時間帯によってこのツイートを読む人は今何をしているんだろう…と考えながら文章を考えているそうなんです

「とりあえずツイート」ではなく,しっかり読んでいる人の心に届くような工夫をツイートにも込めていました

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ツイートするためのリサーチは入念に!

さえりさんのリサーチ力がとにかくすごかったんです

ワードのチョイスがもうプロ!!

ゴールデンウィークとかは「彼氏 会えない」で検索して,遠距離恋愛している女の子を見つけて,その子がどういう悩みや問題を抱えているのかなどを調べるそうです

 

そして,常日頃から人間観察も欠かさず行なっている,さえりさん

このようにリサーチをして,常にの人がどんな気持ちなのかを考え続けていることで,多くの女性の心にキュンとするようなツイートができていることがわかりました

 

なまっちゃ
ある恋愛ツイートのファボをしたアカウントの欄を見て,そのアカウントの他のツイートまで見るっていうネットストーキング力はびっくり…笑 普通は,その恋愛ツイートだけを見てなるほどーって思うから,さえりさんのリサーチ力はすごい!!

 

妄想ツイートは映像から文字に落とし込む

これまで,すごい数の妄想ツイートをしてきたさえりさん

さえりさんが,どのようにしてこんなにたくさんの妄想を作り上げきたか気になりますよね

なまっちゃ
ネタ切れにならないのがすごい…どうやって妄想ネタを思いついているんだろう

 

さえりさん流の妄想ツイートの方法は,これ

映像を思い浮かべてから文字に落とし込む

そうすることで,文字にしたときにリアルに違和感なくシチュエーションを書くことができるそうなんです

 

さえりさんオススメの本5冊

 

BOOK OFFなどで直感的に本を選ぶというさえりさん

 

さえりさんのオススメの恋愛小説5冊を教えていただきました

 

 

なまっちゃ

わたしが全然読んだことない本ばっかりだ…今度読んでみよう!

 

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より多くの人に読んでもらうために気をつけていること

ここからは,さえりさんがライターとして仕事しているときに意識していることを紹介していきます

友達にあてて書いているという意識をもつ

文章を書いた時に,「この文章は友達が読んでも理解できるか」を考えているそうです

そうやって客観的に一度文章を見ることで,初めて読んだ人でも読みやすいかを判断することができるんですね

バズらない企画は断る

ゆうこすや塩谷舞さんが言っていたことと全く同じことを,さえりさんも言ってました

届ける・発信するまでが仕事

 

「夏生さえり」として自分の顔を出して仕事しているため,自分に合わない仕事をしてしまいバズらない記事を書いてしまうと次の仕事にも影響していまいます

さえりさんとしてのブランディングが損なわれてしまうんです

だから,キャラとそぐわないものはどんなにギャラが良くてもお断りすることを決めていると言っていました

なまっちゃ
個を出して仕事しているからこその,強い仕事に対するこだわりが見えた瞬間。どうしてもお金欲しさに揺らぎそうになるけど,そこをぶらさないさえりさんってすごいなって思った。

シェアされる文章をちりばめる

「ここまでやるか!!」と聞いた時に正直思いました笑

コピーしてツイッターに引用してほしい文章をあえて作って,記事の中に入れる

140文字だから,半分くらいは記事の引用文章とそれに対する一言が入れられるような長さにしよう…

と,シェアされる内容まで考えることでより拡散力のある文章を書くようにしているそうです

なまっちゃ
最所あさみさんもこれは納得していて,引用してほしい文章をツイートしてくれると「よし!わかってる!!」って嬉しくなるみたい。そこまでこだわってたの知らなかったなー。二人の文章を見る目が変わりそう。

 

ツイッターはノイズを入れない

記事や本の感想などのリツートは裏垢で

本垢ではできるだけ,さえりさんとして見にきた人が満足できるツイートだけをのせるように,アカウントを分ける工夫をしていました

なまっちゃ
ユーザ目線がすごい!ほんとに考え尽くされてるね

 

ツイートはシェアする時の気持ちの割合を考えて

日常生活のなかで,壁ドンやアゴクイは絶対無いシチュエーション

そういう共感がされにくい内容のツイートは絶対にしないそうです

 

リツイートは共感したときに行われる

だからこそ,共感とかツイートに対して思う人の割合を考えて内容を考えているんですね

なまっちゃ
自分のタイムラインにそんなファンタジーがあったら恥ずかしいもんね…

 

どういう内容だったらリツイートされやすいのか,友達と話題にしやすいのか

このようなことを,ツイートするたびに考えているそうです

 

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紙よりもWebを重視

紙媒体よりもWebの記事の方がライバルが多くすぐに流されてしまう可能性があるため,Webの方が記事を書く時に気をつけることが多いのだとか

でも,紙媒体である本でも一回書いてしまうと簡単に直せないという特徴があるため,webの記事とは違った集中力を執筆中に使うのだとか

なまっちゃ
紙とWebをしっかり区別して書き方を分けているんだなーというのがよくわかるね

 

受ける仕事は文章にまつわるものだけ

妄想ツイートだけでなく,同棲彼氏の胸キュン動画の監修などもするさえりさん

「じゃあ,肩書きはライターなの?なに??」

となってしまう瞬間もあるみたいです

 

でも,自分がライターであることがわからなくならないように軸をもって仕事を選ぶことで,自分はなにをしたいのかを見失わないようにしているそうなんです

なまっちゃ
肩書きというものにこだわっていはいないけど,自分としての軸を貫きたいっていう思いがあるんだね。それで文章にまつわる仕事だけ。こんなに軸を強く持っているところほんとうにすごい!!

 

LIG時代に培われたライティング力

なんと,さえりさんはライティングというものを個人的に学んだことはないみたいなんです

でも,昔働いていたLIGで記事を編集しているうちに,どういう文章だったら読まれるのか・反響が大きいのかなどを自然と学んでいったそうです

 

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実写は甘すぎる!もっと日常によせて…

たしかに…わたしも実写映画は甘すぎてなんか共感できないという気持ちがあります

思わず目を隠してしまうようなシチュエーションとかも多くて感情移入しにくいんですよね

 

さえりさんは,そのような見ていて気恥ずかしいものは作らないようにしていると言っていました

なまっちゃ
電車とか他の人に見られたくないような作品ではなく,他の人と共有できるようなちょっとしたキュンを女性に届けたいっていう思いがあるんだね

 

女性らしい感性は人の悩みから得ている

これは,わたしも記事のネタを探すときにやっていた方法でした

知恵袋などを見ていると,「え?こんなことを悩んでいる人って多いんだ」と学ぶことが多いんですよね

さえりさんもそういう悩み相談のサイトから,女性の感性を磨いているんですね

 

さえりさんのマイルール

やさしい…

メディアで記事を書くときに,「PVをとるためには意見を言い切らなきゃダメだ!」みたいなノウハウを読むことが多いです

じゃないと人の心に残らないから

 

でも,さえりさんは全くの逆

あえてターゲットを絞らないことで,より多くの人に「もしかしたらわたしかも…」と思ってもらえるような工夫をしているんです

 

フォロワーが13万人もいるのに,炎上したことはなんとゼロ!

これはすごい…

それだけ,さえりさんが優しい言葉でだれも傷つけないツイートをしているってことですよね

なまっちゃ
さえりさん自身,勝ち負けに興味がなかったり争いに関心がないからこそ,こうやって炎上しないでこれたのかも…

これはちがう!!みたいなプライドが強かったら炎上してたかもしれないよね

 

さえりさんのこれから

さえりさんがこれから

  • どういうものを作って行きたいのか
  • どういう方向性でいくのか

を話していただきました

 

まさかのママブロガー!!

さえりさん自身が,この先子供を出産して育児とか家庭も持っているのに胸キュンな妄想はつらい気がすると感じたから,こういうことを考えたそうなんです笑

でも,ママブロガーとかってその人にしか書けない内容になるし,続けていくことで変化が見えてくるからすごい面白いコンテンツになりそうな予感がします

なまっちゃ
さえりさんがママブロガーになる日を楽しみにまってます!

 

さえりさんマインドで共感を呼ぶ

今回のイベントでは,さえりさんの「みんなをちょっとだけハッピーにしたい」という言葉がすごい印象に残りました

誰かを傷つけることなく,みんながハッピーになれるような作品を作り続ける

多くのライターがさえりさんのような考え方を持って入れば,世の中に優しい作品があふれるんじゃないかなと思います

そう簡単にできるわけではないですが,さえりさんのマインドをどんどん自分の中にも取り入れていこうと思いました

なまっちゃ
さえりさんがもっと好きになったイベントだった!すてきなお話ありがとうございました!

 

そして,読むだけでちょっと心がハッピーになれるさえりさんの本はこちら

特に1冊目は頑張りすぎて疲れちゃったなーって思うときになんども読んでいる,女子大生なまっちゃ(@namatcha_)のお気に入りの本です

読んだことない人はぜひよんでみてください

 

 

 

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