前田裕二著『メモの魔力』が今までのビジネス書とは違う…今すぐメモしたくなる本

メモの魔力
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なまっちゃ
メモの魔力…ワクワクが止まらない

36ページあたりを読んでいるときから心が踊ってしまい、読むのを止めることができませんでした

そして読んでいるときから、メモをしたくてたまらなくなってしまった

そんな本がメモの魔力です

 

読み終わった時には、魔力を感じるくらいメモをすることのメリットに取り憑かれてしまうような本です

今回はそんなメモの魔力の魅力を紹介していきます

メモの魔力ってどんな本?

SHOWROOMの代表・前田祐二さんが執筆し、幻冬舎の編集者箕輪厚介さんが編集した本です

出版前から前田さんのメモ術の記事が話題になっていましたが、そのノウハウをもっと詰め込んだ一冊になっています

僕にとってメモとは、生き方そのものです。
メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。
メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。
メモによって夢を持ち、熱が生まれる。
その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。
誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いてない「本当のメモの世界」へ、ようこそ。

(「序章『メモの魔力』を持てば世界に敵はいない」より)

 

どこの世界に連れて行かれるんだ…と思ってしまうような序章ですよね

ですが、本の内容は知らない世界へ連れて行かれるようなワクワクと、ふつふつと心の中から熱いものが込み上げてくるような内容でした

なまっちゃ
やる気あげる!とかではなくて、今から始められるメモ術が盛りだくさん

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メモの魔力をおすすめしたい理由

なまっちゃ
今までのビジネス書とはちょっと違って、具体性が高いのが特徴!

メモを取る理由がしっかりと書いてある

メモの魔力に書いてあるメモ術は、結構ディープで「ここまでやるの?」と思うような内容がいくつかあります

基本ステップとして「ファクト→抽象→転用」があるのですが、普通の人が転用までいくのはかなり難しいことだなと読んでいて思いました

聞いたことをただ書き残しておくようなメモとは違います

抽象化して、それをどうやって自分の問題に落とし込めばいいのかという次の行動まで想像をめぐらせて、言語化しなければいけません

 

そんなメモ術なので読んでいるうちに「これ、できないかもしれない…」と不安に思う人もいると思うんです

でもメモの魔力はそのマイナスをプラスに変えるくらい、メモを取るメリットがしっかりと書いてあります

メモによって鍛えられる5つのスキルとして

  1. 知的生産性の向上
  2. 情報獲得の伝道率向上
  3. 傾聴能力の向上
  4. 構造化能力の向上
  5. 言語化能力の向上

があって、それぞれのスキルについてわかりやすく、そして「いいな!そのスキル欲しいな!」と思える内容が書いてあります

 

前田裕二さんが良いって言ってるからやろっかな…

とぼんやりとした気持ちで始めるということにならないのが、メモの魔力の良いところだと思います

「ファクト→抽象→転用」の誰でもわかるやり方

メモの魔力

これでもかってくらい、前田さんが詳しく具体的に、メモの取り方を教えてくれています

多くのビジネス書って「XXを習慣化にしよう」と提言しているだけで

  • じゃあ具体的にどうやるのか
  • 著者はどのように習慣化をしているのか

という部分が不明瞭なことが多いです

「そのノウハウの部分は自分で考えて」ってことなのかもしれませんが、メモの魔力はメモ術の具体論が、とにかくわかりやすく書いてあります

ここに、前田さんの優しさと、ノウハウを説明するときの言語化の能力の高さが垣間見えます

 

メモは

  • ファクト
  • 抽象
  • 転用

の3ステップで書き進めます

その進めるプロセスだけでなく、もし前田さんだったらどう書くかまでがしっかりと書いてあるのです

48ページには、「東京・大阪のそれぞれの街中で、宣伝用のチラシを配布した」というプロモーションの事例(ファクト)から抽象→転用の思考のプロセスがしっかりと書いてあります

ここを読むことで「あ〜そういう考え方をすればいいんだ」って自分の中で納得することができるのです

 

あまりにも具体的であるため、読みながら自分もこの思考プロセスを試してみたいと思ってノートに思わず書き始めてしまうのです

私の場合は、週末野心手帳を横にふと思いついたアイデアをメモしながら読んでいました

なまっちゃ
メモ書きたくてウズウズする

「ノウハウ」ではなく「姿勢である」

勝負は書くか、書かないか。もはやこれは、テクニックの問題ではなく、自分の人生とどれだけ真剣に向き合うかという「生き方」の問題なのです。

メモの魔力』より

ノウハウがたくさん詰まっていると記事に書いてきましたが、ノウハウ本で終わらないのがメモの魔力の素晴らしさです

「ノウハウ教えたから、じゃ書いてね!」で終わりではなく、このノウハウはあくまで人生の勝算を見つけるための手段に過ぎず、目的にしないでほしいということだと思います

なまっちゃ
メモを取ることで、人生の勝算について考える姿勢が出来上がるこの本は最高すぎる

メモの魔力はこんな人におすすめ

  • 自分の考えが浅いなと感じる人
  • 自分の人生の軸が決まらない人
  • 新しいことを始めたいけど中々アイデアが思いつかない人
  • 大きな問題に直面している人

何かモヤモヤしている人は、間違いなくメモの魔力を読むことでスッキリすることができるでしょう

それは答えが絶対に見つかるとかではなく、見つからなくても自分がわかるので、誰もがスッキリするのです

(何を言っているのかよくわからない人はとりあえず読んで!)

 

メモの魔力でどんどんメモを書こう

終章の部分では、前田さんがメモ魔になった原体験が書いてあるのですが、その内容がなんとも人間らしくて本当に好きになりました

ただのメモのノウハウ本に止まらないのがメモの魔力です

読み終わったら普段の生活が2倍くらい濃くなるのではないでしょうか?

メモで人生が変わるなんて大きなことは私は言えませんが、メモでちょっと生活がいい方向に変わるとは言える気がします

そして、このメモの魔力を身につけることで得られるかもしれない人生の勝算については、こっちの本に書いてあるので合わせて読んでください

こっちもこっちで、めちゃくちゃ良い本です!

人生の勝算が出版されたときのイベントレポートも書いてます↓

[朝渋]SHOWROOM前田さんと箕輪さんが語る人生の勝算

なまっちゃ
自己分析1000問が付録として最後についてるんだけど、はあちゅうさんが出した取材手帳ってやつが相性いいかも

はあちゅう著書「#自分への取材手帳」がすごい!自分への取材が人生を変える

↑こちらに詳細かいてあります!

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