私の会社,ブラック企業かも…
そんな風にふと思ったりしたことはありませんか?
ブラック企業は社員たちが気づかないうちにブラックになっていることが多いです
今回は,そのようなブラック企業に自分が勤めてしまった時に,どうやって対処するのかを理系なりに解説していこうと思います
目次
ブラック企業だとわかったときに理系がとる行動
と思った時にまずとって欲しい行動を紹介します
残業したらお給料の計算を綿密にやる
ブラック企業で多いのは労働時間が長いということです
朝から晩まで…オフィスでずっと仕事をやりつづけて,その残業代が給料に含まれないとブラックの可能性が高くなってきます
労働法では年間360時間以上の残業は禁止するというサブロク協定があります
だから,多くても月45時間以上の残業はダメというものです
でも実際のブラック企業ではこれを守らず,みなし残業として45時間分をお給料にいれて労働時間を計算しないようにしていたりします
ブラック企業かも…と思った時は,出社日時・退社時間をしっかりエクセルなどで記録して証拠を残しておくようにしましょう
ブラック企業では勤怠表を勝手に作成している可能性があるので,自分でも管理することが大事です
そのデータをみて,自分が1ヶ月にどのくらいの時間働いているのか計算してみてください
信頼できる社員か同期に論理的に冷静に相談してみる
と不安に思ったら,まずは誰かに相談してみてください
自分がブラックかも…と思ったら,必ずだれかも同じように感じているはず
同じ思いを抱えている社員を見つけて,どうすればいいか相談してみるといいと思います
そのときに注意しなければいけないのが,会社の悪口を最初から言わないこと
相談相手はもしかしたら経営者側の味方で,ブラックだと感じていないこともあります
そうなると最初から悪口を言ってしまうと,上に伝わりあなた自身の評価が下がる可能性があります…
なので,まずは理系の人が得意な話し方をしてみてください
論理的に冷静に今の状態だけを話してみるんです
それなら相手が会社側の人間でも「改善しなきゃいけないことかもね」と改善点として受け止めてくれます
そうやって論理的に現状だけを話して相手も同じことを思って苦しんでいそう…と判断できたら,ブラック企業かもしれないということを打ち明けてください
相談すると一緒に解決方法を探してくれる仲間を見つけることができるので,大事な方法のひとつです
罵倒を浴びせられる場合はそれをエクセルにきちんとデータとしてまとめておく
目に見えてブラック企業だとわかりやすいものは,罵声を浴びせれられる場合です
理系の企業だとこれは少ないですが,営業や土木関係など上下関係が厳しく体育会系のところは罵声を浴びせられることが多くなってきます
上司たちは罵声をいうことで部下を従えてそして日頃のストレスも発散しています
だから,罵声って理不尽なことが多いんですよね…
おれが育ててやってんだから歯向かえないだろう?!
みたいな態度…つらい…
罵倒をひたすら浴びせるようなブラック企業に対してはエクセルにきちんとデータをまとめておくようにしましょう
- 日時
- だれに言われたのか
- 何を言われたのか
これを記録にとっているだけでも立派な証拠になります
よく浮気現場でも相手の行動を証拠として記録を残しておくといいよ,みたいなアドバイスがありますよね
あれと一緒です笑
理系だから,エクセルとかの扱いは慣れてるはず
エクセルを使いこなして,上司の理不尽な発言をしっかりデータに残しておくようにしましょう
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ブラック企業をやめたいと思った時にとる方法
今まではブラック企業だと感じたときにとる行動を紹介しました
ここからは,「もうダメ…この会社やめたい」とおもった時にとる行動をご紹介します
会社は3年続けなきゃダメだ…って思っている人はこちらの記事もご覧ください
払われていない給料をきっちり払ってもらう
先ほど労働時間をしっかり記録しておこうと書きましたが,これを証拠に本来いくら払われなければいけないのかってことをきっちり会社に伝えましょう
そうすると優位な状況で残業代をしっかり請求することができます
またブラック企業は有給が取りにくいことが多く,退職までに有給が残ってる可能性があります
そのときは有給も残っている場合はしっかり消化してからやめましょう
採用から6ヶ月以上の勤務で10日間
勤続年数によって最大20日まで増えていきます
会社をやめるとしっかり伝えた時に,有給申請をしましょう
転職先を探す
やめる時にきになるのが,やっぱり次の会社…
有給を消化している間に今までの疲れを癒すのもいいですが,転職活動もしっかりしていきましょう
オススメの転職エージェントはウズキャリというところ
- 若手社員の離職率が高い
- 残業時間が慢性的に長い
- ハラスメントの有無
などを調査して,合致していないかを確認しています
だから会社の提案数は少ないですが,確実に安心したところに転職をすることができるのです
もうブラック企業には入りたくない…というひとはウズキャリがおすすめです
独立してフリーランスになりたいという理系の人は,時間がある時に侍エンジニア塾やTechBoost(テックブースト)などのプログラミングスクールに通うのもおすすめ
ブラック企業をやめる
いろいろ準備も終え消化するものもしたら,ついに退職!!
なるべく自己都合ではなく会社都合でやめるようにしましょう
失業保険や退職金の値段が変わってきます
そして,いがみ合ってやめるより円満別れの方が後々転職したときにも絶対にいいので,感謝の気持ちを述べて会社を終えるように
どんなに嫌いでも,挨拶のときに会社の悪口は言わないように
そこは理系らしく冷静に淡々と感謝の意を伝えてください
ブラック企業だと思ったら証拠をしっかり残しておくこと
今回はブラック企業だと思ったときの行動・そしてやめ方を紹介しました
嫌なことがあったときにただ落ち込むのではなく,理系っぽくデータをまとめてブラックなデータを収集し続けてください
データがなければ「たくさん残業したからお金ちょうだーい!」とだけ言っても証拠がないので払われてない残業代を支払われることはありません
しっかり証拠を残して,自分が満足した状態でブラック企業をやめましょう
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