[朝渋]良い企画は「自分ごと化」から始まる?!NewsPicks編集長・金泉さんが企画のつくり方を伝授!

newspicks企画のつくりかた
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面白い企画立てたい!!だけどどうすればいいんだろう…企画のつくり方わからないよ…

広報やメディアの仕事をしていると、必ず「企画をつくる」という段階で悩むことがあると思います

 

NewsPicksの編集長である金泉俊輔(@kanaizumi777)は、

  • 大学在学中から雜誌ライターとして活動
  • 『週刊SPA!』編集長
  • ウェブ版の「日刊SPA!」創刊編集長
  • NewsPicks編集長

と言ったように、まさに編集と企画のどちらも長年経験してきたプロです

 

そんな金泉さんに朝渋のイベントにゲストとしてお招きし

  • NewsPicks金泉さんの企画の作り方
  • どういう企画が面白いとされるのか
  • 企画を作るうえで心がけていること

のような「企画力」をテーマにお話いただきました!

 

今まさに最先端の経済や科学のニュースを発信し続けるNewsPicks

その現場にいる金泉さんの生の意見を聞くことができたのは、とても貴重なこと

「企画」について悩んでいる人には役立つこと間違いなしなので、ぜひご覧ください

なまっちゃ
ブロガーのわたしにとっても、かなりためになる内容だった!!

 

NewsPicksの企画の作り方のコツは「自分ごと化」すること

newspicks金泉

(photo by@takumiYANO_)

 

これは、以前の朝渋イベントに来てくださったNewsPicks副編集長の佐藤留美さんもおっしゃってました

自分が熱中できないと企画は面白くならない。

なんでも自分ごとに変える変換能力が大切なんです。

引用:働く常識を変える!?『仕事2.0』の著者・佐藤留美さんが語る

 

どうしても仕事だと、自分がやりたくないこともあって、やらされている感がでてしまうんですよね

そこを「自分ごと化」できたときに、周りとはちょっと違った企画ができると金泉さんは言っていました

なまっちゃ
自分が楽しい!この企画好き!ってなったものは、熱量高く取り組めるから、そういうところからちょっとずつ、やらされている企画とは差がついていくのかもね

 

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メディアにおける企画三原則

金泉さんが思う、メディアで企画を考えるときに必要になってくる「メディアにおける企画三原則」を教えていただきました!

  1. 時事性
    1. クリスマス
    2. 話題になってるニュース
  2. 新規性
    1. 今までになかった言葉の組み合わせた言葉
    2. 「え?そこ?」ってなるような切り口
  3. 批評性
    1. 常識を疑う視点
    2. 対立構造をとって議論を呼び起こす

 

このように、3つを考えながら企画に落とし込んでいくそうです

なまっちゃ
企画って、最初の一歩が一番時間かかるんだよね…どこから始めようってなったときに、この企画三原則は役に立ちそう!

企画三原則は不変か?

メディアに限らず、どの時代・どのビジネスでも企画三原則は使えると金泉さんは言っていました

なまっちゃ
企画の一歩目を踏み出す時の三原則だから、そこから媒体ごとに落とし所が変わってくるのかな

企画三原則に足すとしたら「社会性・公益性」

社会性・公益性を文章にいれることで、誰かのためになる記事が完成されるのですが、その反面、注意を払い、厳密に書かなければいけなくて、固くなりがちなんだそうです

そうすると、難しすぎてしまって結局誰もしっかり読まない記事が出来上がってしまうこともあるのだとか…

 

多くの人に読んでもらいながらも社会性・公益性をだすという、内容のバランスが難しいと、金泉さんは言っていました

 

これは、文章をしっかり読むという習慣を持つ人が少なくなって来たからこその課題点だと思います

いかにちょっとでも良いから、スクロールの手をしっかりと止めて読んでもらえるか

ブログというメディアをやってても、そことの戦いかなと考えています

なまっちゃ
めちゃくちゃ時間かけてためになる記事作っても、一人当たり1分しか読んでないこととかあるからね…

 

NewsPicksの編集方針は…

newspicks金泉

※世界を変える ですね…急ぎすぎてミスタイピング!!

NewsPicksというプラットフォームを起点にして、世の中を面白く、そして変えていくようなものを生み出すことが、編集方針なんだそうです

 

常識を超える

20人の集団がいて1〜2人、突拍子もない意見を言い始める人とかっていますよね?笑

え?そういう意見!?

みたいな感じで…

金泉さんは、そういう意見を言う人の方が新規性を生み出せるため企画者に向いていると言っていました

 

新しい視点を面白く

これは結構むずかしいことです…

難しく理解しにくいことを、みんなが理解して興味をもってもらえるように変換して伝える力

それをどの切り口で伝えるのか…これも企画力ですよね

 

一回、抽象化・一般化して、そこから具体的なものに落としていく…

そういう力が必要になってくるのかなと感じました

なまっちゃ
書き手はあらゆるところに知識を張り巡らせておいて、点と点だったものがつなぎ合わさった!みたいなひらめきがあると、意外な切り口が見つかるのかなーって思った

半径5mの本音と欲望

自分の関心のあることがタイトルに載っていると、ついクリックしちゃいますよね

わたしだと

  • フリーランス
  • ダイエット
  • 抹茶

というワードがあると、必ずクリックしてしまうし拡散したくなります

 

そのような人を狙って、多くの人が興味を持っているカネや出世のテーマを記事に入れておくことを意識すると、読まれる記事が出来上がっていくそうです

 

企画の奥義は見出しが立つか!

一番、悩むところですよね…

わたしもブログを書いているときに一番悩むのが見出しです

  • 短い
  • わかりやすい
  • 今までにない

これをうまく盛り込むのって本当に難しいんです…

 

あれも!これも!ってなると長くなってしまうので、いかに短いタイトルで伝えたいことを伝えられるのかが勝負になってきます

NewsPicksの記事は3つの要素をうまく取り入れている見出しが多いので、見て真似していこうと思いました

なまっちゃ
真似して吸収していくのが一番自分の力になる!

 

企画をだすときの6つのテクニック

newspicks金泉

先ほど、企画三原則を紹介しましたが、それを使ってどう企画を作り上げていくかのテクニックを金泉さんが紹介してくださいました

なまっちゃ
これは使えそう!!!

 

 

企画三原則→6つのテクニック

という順序で落とし込んでいって企画を考えるのもいいのですが、最初の企画三原則から思いつかないときは

6つのテクニック→企画三原則

という順序で考えてもいいそうです

 

朝渋だと、「朝から活動する」という「時間軸をずらす」というテクニック一つから企画が出来上がってますよね

 

このように、企画の切り口は決まっていますが、どこから企画をつくっていくかは人それぞれだということがわかります

 

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企画力を鍛えるためには「常識を疑う」こと

 

素直でいい奴は企画者に向いてない!!

グッサグサきますね…笑

 

なんでも「うんうん」頷いているよりも

  • それって本当にそうなの?
  • みんながいいって言ってるけど、いいのかな?

こんな感じに、常識を疑うことから企画が生まれてくるのです

 

ホリエモンなどはそれがとても上手で、どんなニュースでも斜に構えながら読んでいるから、継続的に面白い企画が出てくるんだとか…

なまっちゃ
わたしは「素直すぎて騙されそう…」ってよく言われるから、日頃のニュースや常識を疑うところから習慣にしていこうかな…

 

企画力は制約をかけてこそ力になる

newspicks金泉

企画力をつけるためにはどうすればいいのか?

金泉さんが考える企画力の鍛え方を紹介していただきました

先ほどの見出しの「短く」というものと同じで、制約があればるほど、その中でどう伝えるか考えるようになります

なので、制約が編集力や企画力を伸ばしてくれる要素になってくれるのです

 

特に、テレビとかはそれが顕著に現れているそうで…

CM前の10秒コメントや番組内でのコーナーなど、限られた時間という制約がかなり強い中で何をどう伝えるのかを考えて学ぶ機会がテレビにはたくさんあります

金泉さんは、「テレビの企画力はすごくて、オワコンなんかではない。まだ見習うべきところはたくさんある」と言っていました

なまっちゃ
最近はテレビを全く見なくなったんだけど、そういう目線で見てみるのは面白いかもしれない!

テレビを見なくなった20代は何を見ているのか…はこちらの記事をご覧ください

地上波テレビを全く見なくなった…動画配信サービスのメリットがあるから

 

地方新聞社も、テレビと同じように課題も多くオワコンと言われているけど、制約がある分成長機会がたくさんあるのではないかと、金泉さんは言っていました

 

自由な環境・制約が多い環境

どちらもメリット・デメリットはあることがわかりますよね

なまっちゃ
自分が置かれている環境から何を自分が得られるのか、そこを考えてみると変わるかもね

 

「人たらし」の共通点とは?

newspicks金泉

金泉さんは、今のキャリアを築くまでに「半径5mの人との出会いに恵まれてここまでこれた。」と言っていました

自分ひとりだけではなくて、いろんな人と繋がって行くことで、人生をスケールさせることができたんだそうです

 

そして、そうやって繋がりをすぐつくれるような人は、企画力や文章が上手い人が多いのだとか…

 

 

対人スキルが強い=「人たらし」

であることが重要になってきます

 

「人たらし」って聞くと良くないイメージがありますが、接近された本人からすると「嬉しい」距離感をつくることができるので決して悪いものではありません

なまっちゃ
人たらしって、才能な気がするけど…そういう人っていいよね

 

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金泉さんがもし20代だったらしたいこと…

newspicks金泉

 

いろいろな環境で働いて来たからこそ出てくる金泉さんの言葉は、今回参加していた多くの20代の人たちに刺さったんのではないでしょうか?

 

「自分が活躍できるところをずらしていく」

就活前の大学生や勤めて3年目という人がイベント参加者に多かったので、この考え方はとても参考になると思います

なまっちゃ
競争率が高いところで働くのもいいけど、そうではない場所に言った瞬間にひょこっと抜きん出ることとかあるからね…ちょっと違うな、って思ったらずらしていくのがいいんだね

 

20代のNewsPicksの使い方

つい「自分なんて…」って思ってしまいがちですが、人によって視点は必ず変わってくるので、どんどん積極的にコメントしてみましょうというのが、金泉さんが思う20代のNewsPicksの使い方なんだそうです

西村さんも、昔NewsPicksでコメントをめちゃくちゃしていて、そこからフォロワーが増え人生がいろいろ変わるきっかけになったと言っていました

 

なまっちゃ
ツイッターとも連携すると、コメントがツイートでも発信されるから、フォロワーから思わぬ意見をもらえたりして、結構おもしろいよ!

自分なんて…って思っているひとは、こちらの記事の目次『あなただけしか書けないnoteを』をご覧ください

最初から読みたい人はこちら→

『書くこと』の基準を変えるサービス!?noteの本当の魅力って知ってる?

 

企画力をつけるために「自分ごと化」することから始めよう

newspicks金泉

口で言うのは簡単だけど、行動するのが難しい

あらゆることを「自分ごと化」することに言えるなと思いました

 

ダイエットだって英語の勉強だって、痩せる!喋れるようになる!と口で言うのは簡単だけど、自分ごと化して生活に組み込んで目標達成できる人はほとんどいません

 

企画も、やる気があっても潜在的にやらされているという感覚が身についてしまって「自分ごと化」できない人が多いのではないでしょうか?

企画三原則や6つのテクニックなど、今すぐに使えそうな超有益情報を金泉さんが教えてくださいましたが、それ以前に「その企画を自分ごと化する」ところから意識的に変えていかなければいけないなと思いました

 

企画力の前に、自分ごと化力

(語呂悪い…笑)

 

金泉さんのお話は、ブロガーである私(@namatcha_)にとって学びが多かったです

しっかりと、今回のお話もブログとして整理して、自分ごと化し落とし込んでいこうと思います

 

金泉さん、朝から素敵なお話ありがとうございました!

 

同じくNewsPicksの副編集長の佐藤留美さんも、イベントに登壇していただいたので、ぜひレポートをご覧ください!

働く常識を変える!?『仕事2.0』の著者・佐藤留美さんが語る

 

 

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