チームとグループの違いってなんだろう?
みなさん,チームとグループの違いって知ってますか?
もしかして同じ意味として使ってませんか?
実は,全く意味が違うんです!!
チームを作っていたのに,実はグループになっていたなんてことも…
今回は,チームとグループの違いを徹底的に説明していきたいと思います
目次
辞書でグループとチームの違いを調べてみた
まずは,辞書ではなんと書いてあったのか見てみましょう
グループ[group]
- 仲間・集団「ー旅行」
- 共通の性質で分類した,人や物の一段,群
- 同系列に属する組織「企業ー」
チーム[team]
- ある目的のために協力して行動するグループ
- スポーツや共同作業についていわれる「ーを組む」
つまり,
- 目的がなく,ただの集団である人が集まったものをグループ
- 目的を達成するために集められた団体のことをチーム
というふうに分けられます
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まとまっているのがグループ・役割が決まっているのがチーム
グループは,目的がなく比較的まとまりがあって,団体生活とか一緒に行動を送る上ではグループの方が適していると考えられます
一方,チームはある目的のために集められているので,それぞれに個性や特性があって役割が決まっている団体と考えられます
つまり
- 1つのことに対して同じ作業をするのがグループ
- それぞれ違う役割を持って作業をするのがチーム
と言えます
グループとチームを使うのを適していることば
じゃあ,それぞれの言葉がどんなものに対して使えるのでしょうか?
グループ
- カスタマーサポート
- 現場の制作部隊
- 遠足
みんなが同じ作業をし画一化されたサービスを提供する団体がグループです
チーム
- 開発
- マーケティング
- 野球
それぞれの得意分野を生かして,役割を分担して想像効果を図る団体がチームです
グループとチームに必要なまとめる人の特徴
グループとは目的がないただの集団なので,誰かが遅れることなくみんながまとまって行動するためのマネージャ的役割が必要です
一方,チームはメンバーがそれぞれの長所を生かして行動しているので,それらの相乗効果を出し合ってまとめるリーダ的役割が必要になってきます
チームのリーダ論についてはこちらの記事をご覧ください
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社会でよく使われるのは「チーム」
ある目標を達成するために集められた団体がチームなので,社会で使われる言葉としては「チーム」の方が多くなってきます
ただ,チームといいながらも,ただのグループになっている…なんてこともよくあります
ちゃんとチームとして機能している特徴としては
- ゴールが難しくても目的をみんなが理解している
- みんなが同じ目的に向かっている
- やっていることに刺激ややりがい・達成感を求めている
- 達成すべきゴールに焦点をあてている
があげられます
チームを作り上げる時に必要なチームビルディングを知らない人は、こちらの記事もご覧ください
グループとチームの違いをしっかり意識しよう!
グループとチームの違いを意識しないまま使っていませんでしたか?
そして,知らないまま「いいチームをつくろう!」とか言っていませんでしたか?
言葉の意味をしっかり理解することで,うまくグループ・チームをいい方向にもっていけるかもしれません