自分の好きなことってなんだろう…?
SNSやメディアが無限に生まれ,情報過多な世の中で生きていると,自分の好きなことがわからなくなることってありますよね?
もの・情報が溢れてるのを子供のころから経験している世代を,尾原さん著のモチベーション革命で「乾いていない世代」と言っています
そして,本には,そういう世代がこれからの時代を,どうやってモチベーションを保っていくのか,どのようにして希望をもって生きていけばいいのかということが,たくさん詰まっています
そんな尾原和啓さんを,朝渋の著者イベントのゲストとしてお呼びし,
- 世代によるモチベーションの違い
- 好きなことを見つける方法
について深く語っていただきました
目次
モチベーション革命の著者・尾原和啓さんとは?
今回,朝渋の著者イベントのゲストに来たのは,
『ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか?』
で,2作連続Kindle総合1位を獲得している尾原和啓さん
最新の著書『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 』では,世代ごとのモチベーションの違いについて,社会に対する違いについて綴られています
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リモートワークを目の前で見ることができた!
当日はなんと,Double RoboticというiPadと足が合体したロボットで,バリ島から生中継!!
リゾートワーカでありリモートワークを推奨する尾原さん
目の前で,感じられて新感覚でした
14歳,22歳でOSが変わる
どういう環境にいるかで,人間としてのOSが変わってくる
22歳の就活をしたときに,人間と社会が明確につながる→社会をよく知るとき
#朝渋— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
14歳,22歳にどういう環境だったかで,その時代の人のOSや性格が変わってくる.
それを理解しておくだけで,あの人はそういう人なんだと認めることができる
#朝渋— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
- 14歳→高校に進学するとき
- 22歳→就職をするとき
このときの周りの環境や社会の状況によって,その世代のOS(中身)が変わってくるそうです
わたしが中学生のときはmixiがめっちゃ流行ってて,ガラケーでデコメとかを作って送りまくってました
でも,今の世代はTwitterやInstagram
いかに美味しいものが食べられるかを目的にする私たちの世代(20代半ばくらい?笑)とはちがって,今の10代の子たちは,いかに綺麗な画像を撮影できるか・インスタ映えするかを目的にして行く場所を決めているんですよね
そういう使っているメディアによって,少しずつ物事に対する思考が変わっていきます
世代同士の歩み寄りが必須
日常の業務を遂行する責任者・方向性を決める人とそれに従事する人のギャップが大きいのがここ数年の傾向
お互いがどこをエンジンにして行動しているかを理解して歩み寄る必要がある #朝渋— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
やっぱり,OSがちがうと基本的な考え方もちがいます
そして,そのせいですれ違いが多く起こってしまうことも多々…
ここ数年は特に,スマートフォンが登場したり新しいメディアがどんどんと出てきている
それを使いこなせない上の層と,使いこなしてその空気感を知っている下の層のギャップがどんどん広がっていってしまっているのです
そういう時代だからこそ,どちらかがその世代に無理やり合わせるんじゃなくて,お互いに近づいていく
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時代によって形を変えていく会議のあり方
紙で活動しているのは,もう古い.会議室にディスプレイがあるのが当たり前.
今はWi-Fiがオフィスにあるかどうかが必須になってくる. #朝渋— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
会議ではペーパレスはもう当たり前
会議室に大型ディスプレイ・ゲストWi-Fiがあることがもう必須になっているそうです
会議も30分くらいかけて歩いて行くのはもったいなくない?リモートなら,その場ですぐに繋がって話すことができる.移動時間を,話し合いの時間に費やせばいいんじゃないって思ってる. #朝渋
— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
そして,ネット環境も日に日に良くなっていることから,そもそももうそこに行く必要なくない?と疑問を持ち始めた尾原さん
チャットとかスラックをつかって雑談したり,Skypeや今回みたいなロボットを使って映像で会議をしたりすれば,その移動時間を生産の時間に費やすことができます
プロフェッショナルとは自分で縛って高クオリティを提供する人のこと
マッキンゼーに入社した初日に「プロフェッショナルとはなんだ?」って聞かれた.
会社の命を預かって,大事な従業員の生活を左右しているから,クオリティ高いアウトプットを行うこと.そして自分で自分を縛って,クオリティを保つこと. #朝渋— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
プロフェッショナルとはもともと,「神に告白して行う仕事」という意味だったそうです
だから,医者と裁判官だけにプロフェッショナルを認められていたとか
どちらも,人間なのに人間の命(死)を扱う仕事
これは神の教えに反するので,それをしっかり神様に告白して誓うことで仕事を行なっていました
これを現代に置き換えると,
プロフェッショナルとは,きちんと神様に誓うくらい自分で自分を縛って仕事をする人
この定義をマッキンゼーの時に学んだそうです
今の若い世代は自分の立ち位置を見つけなきゃと感じている
震災とかの影響で若い人たちは,「世の中に対して自分が何ができるか?」をすごく考えるようになった.#朝渋
— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
震災や大きな事件がたくさん起こっている中で,自分は今何をしなきゃいけないのかってことを考える機会が今の世代に多く与えられて来ました
だから,今の世代の人たちは,自分の立ち位置はどうあるべきなのか…とかをすごい考えている
それによって苦しめられているのが,乾いてない世代の特徴だそうです
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自分の「好き」が稼ぐにつながる
誰もがお金を稼ぐことに興味がありますよね
尾原さんなりの「稼ぐ」とはなにかを話していただきました
稼げる=価値のブツブツ交換
自分が安いと思うものが,相手にとって高いと思ってもらえるものが稼ぐことになる #朝渋
— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
自分が安いと思って,相手が高いと思えるものはなにか?
1,自分が得意なもの→相手が3時間かかるものを自分は1時間でできる
2.自分にとって好きでしょうがないもので,時間かかっても苦労に感じないもの→若い人には死ぬほど時間あるから,好きなことやってお金もらえるのは最高って思える
#朝渋— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
- 他人が辛いと思っていることが自分の好きなこと
- 好きでしょうがなくて,時間かかっても苦じゃない
自分に当てはまるものはあるかなーと,一度考えてみてください
でも好きなことだけして働くのは難しいんじゃない?
そうはいっても,勤め先でいきなりリモートワークします!とか好きなことします!っていうのは難しいですよね
そう思っている人に,尾原さんがアドバイスを言ってくれました
なかなか自分の好きなことをして稼ぐのは難しいんじゃないか?
最初から好きなことで稼がなきゃと思うことはない.
お金を稼がずに自分の好きなこと,得意なこと,世界が求めていることを少しずつ重ねていけばいい.それを続けることで,いつか求められて「稼ぐ」に繋がっていく
#朝渋— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
最初は稼ごうと意識しなくていいそうです
ひたすら好きなことを続けていって,流れがくれば自然と稼げるようになっている
若い世代が,現代希望になるための方法はある
若い世代は「希望」になれるためにはどうすればいい?
リゾートワーカとかリモートに切り替えたりとかを考えていけばいい.それに関するプロがいないから,その分野での第一人者になればいい.
だけど,大きな流れの第一人者は若い人の方が有利なことは注意しなきゃいけない
#朝渋— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
リゾートワーカやリモートワークに対して,大手の企業はまだまだ許容されてません
というか,どうやればいいかわからない
だからこそ,その分野での第一人者になることが,これからの時代の「希望」になることができるんですね
でも,1つ注意しなければいけないことがあります
世界は,無料で最高のクオリティの大学の授業を受けている.でも日本人でそれをやっている人はまだ少ない.オンライン大学で勉強している発展途上の人たちが,日本追いかけてくることを自覚しなきゃいけない. #朝渋
— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
スイスで日本人の美少女のゲームを作っている会社が,生きがいを感じながら働いていて,しかも儲かっている.
獣道(ニッチな世界で稼ぐこと)を通るハードルがすごい下がっている
— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
世界(特にアジア)では,もうとっくにリモートワークなどが主流になりつつあります
オンライン大学や,リモートで勉学を学ぶことは当たり前
そういう人たちが,先進国である日本を追い抜き第一線を走ってしまう可能性があります
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そもそも自分が「好きなこと」ってなに??
そうやって思っている人に,尾原さんがわかりやすく説明してくださいました
好きかどうか=やっている間の時間を忘れられるかどうか
努力をしてるときに,「辛い」って思ったらそんなに好きじゃない.とっとと別のことをやったほうがいい
努力を努力と感じないことが「好きなこと」
#朝渋— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
好きなことは,やってるときには幸福感はない
時間を忘れて,それが終わった後に,「あーこんなやってたんだなー」ってなったときに幸福感がでる
— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
- 好きなゲームとかやってて,気づいてたら3〜4時間普通に経ってた
- SNS漁りに没頭しすぎて,電車乗り過ごしちゃった…
なんてことはありませんか?
そうなってる状態の時にやってることが「好きなこと」です
- 時間も忘れて取り組んでいること
- 努力が苦じゃないこと
好きなことを見つけられない人は,ぜひ普段の生活でそういうことがないか考えてみてください
これからの世代を育てるコツはたった1つ
こどもの教育にあたって,ゴール設定はどうする?
変化しないのが安心だけど,自分が変化しないのが1番のリスク.安心な環境から出ることが楽しいことだよってことを教えてあげる
それをやるには,
1,子供が楽しめることを見つける
2,抜け出した時に,それは君の個性だよって認めてあげる#朝渋— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
安心できる環境=コンフォートゾーン
コンフォートゾーンから出て,人と違うことをやっても,あなたの存在を認めてあげるってことを,子供に全力で伝える
#朝渋— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
安心できる環境から出ようと下の世代がしている時に,それを否定するんじゃなくて全力で認めて,応援してあげる
それが,これからの時代で伸びていく最適な方法なんだそうです
多くの人は,大人になるときに,社会の評価や判断によって,誰もが伸びる能力を持っているのにつぶされてしまっているそうです
だからこそ,今のこどもたちが,社会に潰される前に,親や私たちが認めてあげることが大切になってきます
LOVEとGOODをもっと磨く
最後に,尾原さんからメッセージ
#朝渋 にきてる人はもうモチベーションが高い人.だからもっと打算的になってほしい.
まだだれも気づいてない獣道を見つける.自分の好きとの交点を見つけていく.LOVEとGOODだけをもっと磨いていってほしい.— なまっちゃ@女子大生ブロガー (@namatcha_) 2017年11月12日
LOVEとGOODだけをもっと磨いていってほしい
ほんとにいい言葉…
少しずつ自分のLOVEとGOODを極めていって,自分の理想に近づいていく
わたしも自分の将来の夢があるので,この尾原さんの言葉をしっかり心に留めて生活していきたいなと思いました
本にはもっと濃い内容がつまっているので,ぜひ実際に読んで体感してください
書店では品薄状態でなかなか買えないそうなので…電子書籍で読んだ方が移動時間を節約できるかも!?笑
尾原さん,バリから素敵なお話ありがとうございました!