動画産業革命がくる
独自のヴィジュアルストーリーテリングで、ミレニアル世代伝えたいメッセージを動画コンテンツ化する会社・ONE MEDIAの代表明石ガクトさんは、そう信じていると言います
テレビよりもYoutubeやInstagramのIGTVの方が目に触れる機会が多くなってきました
今までの発信方法とかなり変わってきている部分があります
そんなときに、私たちはどう自分を発信したり対応していけばいいのでしょうか?
今回は朝渋の著者イベントにお越し下さった明石ガクトさんに
- 動画と映像の違い
- 動画を制作するときに意識していること
- 動画の未来
を動画2.0という本を元に、お話してくださいました
そのイベントの様子を書いていきたいと思います
目次
ONE MEDIA代表・明石ガクトさんとは?
ONE MEDIA代表。
1982年静岡生まれ。2006年上智大学卒業。
2014年6月、ミレニアル世代をターゲットにした新しい動画表現を追求するべくONE MEDIAを創業。
多くのソーシャルメディアのコンテンツパートナーとして動画を配信中。直近ではショートフィルム制作やデジタルサイネージでのコンテンツ展開も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
動画制作に関わっている人だけでなく、これからの時代で生きていく術が書いてるので、全ての人が読むべき本です
明石ガクトさん自身のあれこれを知ることができると同時に、これから起こりうる未来が描かれています
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ONE MEDIAはミレニアル世代に向けた動画コンテンツを作成
【ONE MEDIA】
動画をミレニアル向けに作成している。モビリティの中で動画を配信していく。すごいかっこいい…。動画配信の会社は3000社あるけどほとんど知られていない。枠がテレビか映画しかないから、作っても流す場所がない。そんな中で、ONE MEDIAでは自由に流した。
— なまっちゃ (@namatcha_) 2018年11月19日
ONE MEDIAって聞いても、パッとどのようなことをしている会社かわかる人は多くはないかと思います
ONE MEDIAはミレニアル世代に向けて必要な情報をわかりやすく、時代に合った形で届けるコンテンツを作っている会社です
動画は、スタイリッシュで思わず見入ってしまうほど…
会場で、ONE MEDIAの動画を見せていただいたのですが、かなりかっこよくて…一瞬で引き込まれました
ONE MEDIAで世界を広げてほしい
Youtubeの動画の種類は4つしかない。でもテレビは種類がたくさんあって、見てるだけでちょっとずつ世界が広がる。本を本屋で選ぶようなもの。Youtubeだと情報が限られてしまってもったいない。
だからONE MEDIAはドキュメンタリーとかを10分くらいの動画で作成した。
#朝渋 #ガクト本— なまっちゃ (@namatcha_) 2018年11月19日
若い世代はメディアに見捨てられている。テレビとかは上の層に向けて放映しているものばかり。ONE MEDIAは若い世代に情報を提供していく。深刻なテーマを動画を使って若い世代にちゃんと説明する。
動画を通して、ミレニアル世代の世界を広げて欲しいと思っている
#朝渋 #ガクト本— なまっちゃ (@namatcha_) 2018年11月19日
スマホでみる動画が流行るに連れて、テレビなどの映像は見なくなってしまった現状があります
そうするとテレビなども若い者向けではなく上の層に向けて番組を制作するので、どんどんテレビとの壁が出来上がってきてしまっているのです
次第に、自分が好きで選んだものだけをみるように…
だからそんな世代に、世界を広げてもらうために会社を設立そうです
映像は進化する
昔の映像が映画かどうかを見分けるには、演者がカメラを見てるかどうか。昔だったらカメラは珍しいから、みんな見るはず。でも見ないで町の人たちが歩いてるのは、監督が見るなと指示したから。
そう思うと、どの映像も感慨深い。動画の意味を知るだけで見方が変わる。
#朝渋 #ガクト本— なまっちゃ (@namatcha_) 2018年11月19日
映像の歴史をするために、明石ガクトさんは昔の映像をスクリーンに映し出しました
一点からカメラをまわして、人が駅から歩いているという映像
今の映画よりもかなりシンプルな構成になっています
しかし、時代が変わると映像はどんどん複雑になっていきます
【映像は進化する】
昔はクロスカッティングをしても観客に意味が伝わらなかった。
時が進むにつれて映像のスケールがどんどん大きくなってきている。現代ではしっとり映画が少ない。しっとりしちゃうと、映画を見に行く動機がつくれなくなったから。
#朝渋 #ガクト本— なまっちゃ (@namatcha_) 2018年11月19日
【テラスハウスは映像?動画?】
電波?インターネット?尺の長さ?テレビ?スマートフォン?
この違いは”時間軸”で見分けることができる。情報の凝縮が分けるポイント。動画の方がぎゅっとつまっている。Youtubeは動画の代表。普通の会話では追いつけない速さ。テレビとはちがう。
#朝渋 #ガクト本— なまっちゃ (@namatcha_) 2018年11月19日
映像:リアルと同じテンポで進むもの(テレビ番組,ライブ配信)
動画:リアルよりテンポが早いもの(Youtube,IGTV)
それを踏まえると、テラスハウスはカットなどでシーンは移り変わるけれど、ゆったりとしたリアルな空気感が流れているため映像だということがわかります
普段自分が目にしているコンテンツは、映像なのか動画なのか、ぜひ意識しながら見てみると新しい発見があるかもしれません
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動画に求められる3つのS
動画に求められる[3つのS]
☑︎SmartPhone
☑︎Speed
☑︎Silence(音を出して見ている人は10%くらい)音をビジュアライズしなきゃいけない。ONE MEDIAはタイポグラフィととにかく動かすようにしている。
#朝渋 #ガクト本— なまっちゃ (@namatcha_) 2018年11月19日
Silenceは、私も動画を見ているときに体験していることを話を聞いて思い出しました
電車に乗っていてYoutubeの動画を見ていても、他のアプリで音楽を聞いているからYoutube自体は無音です
ただ字幕を見ているだけで、音は出していません
ONE MEDIAは、そのようにして動画を見ている人が多いということにいち早く気づき、動画を見ているだけで意味が汲み取れるように制作しているんだそうです
スタートアップは問いを大きく持て!
問いはデカくなきゃいけない。そうじゃなきゃ小さいしょうもないスタートアップになる。
【動画とは?】っていう大きい問いにすることで、いろいろ巻き込めるようになった。
#朝渋 #ガクト本— なまっちゃ (@namatcha_) 2018年11月19日
明石ガクトさん自体が経営をしていて感じていたことだそうです
明石ガクトさん自身も、初めは問いがふわふわしててコンセプト共感されることが少なかったのだとか
でも、問い大きくしてから軸ができ周りにも伝わるようになった結果、どんどんスケールしていったと言っていました
だから何かを始めるときは問いを大きく持つことで、共感を得られ、それに向かって頑張れるそうなんです
大きい夢って言葉にするとバカにされそうなイメージがあって、勇気がいります
でも、そのときにためらわずに言葉にできたら何かが少し変わるのかもしれないと思いました
明石ガクトさんが考える「5Gの時代がきたら…」
5Gがきたら、人間のコミュニケーションがリアルではなく全てインターネット上になるのではないかと私は思っていました
それは、会わなくても粒度が高い映像で遅延がなくやり取りをすることができるからです
明石ガクトさんはそれはもちろんだけど、5Gが出てくることによって、いい意味での副作用も起きると考えています
5Gが実現したら、場所に縛られなくなる。遅延とか電波とか関係なくなるから。通勤とか住むところも自由になって暇な時間が増えて、エンタメをみんな楽しむようになる。
逆説的にリアルの重要性が増す。特定のフォーマット(紙・電波)に縛られているところは生き残るのが難しい。
#朝渋 #ガクト本— なまっちゃ (@namatcha_) 2018年11月19日
5Gによって、人間の熱量が高まるのではないか。
自由な時間で好きなことをするようになるから。
#朝渋 #ガクト本— なまっちゃ (@namatcha_) 2018年11月19日
いくら5Gになっても、人間の体温の大切さは変わりません
人と会う方法の選択肢が増えるだけで、人間同士のコミュニケーションがなくなることはないと明石ガクトさんは言っていました
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明石ガクトさんがアドバイス「コンフォートゾーンを抜けろ」
【自分のフロンティアの探し方】
自分のコンフォートゾーンを出た方がいい。興味がないものにあえて取り組んでみるといいと思う。自分がやらなそうなことをやってみて欲しい。そういうことをしてみると、いろいろ気づきがある。
#朝渋 #ガクト本— なまっちゃ (@namatcha_) 2018年11月19日
TwitterやAmazon、Youtubeだと、おすすめ表示機能などによって自分の好きなものしか表示されないようになっています
そうすると、自分に合わないものや嫌いなもは視界に入ってきません
明石さんは、その状態がもったいないと言っていました
自分の居心地のいいコンフォートゾーンを一度抜け出してみることで、新しい出会いや発見があり世界が広がるそうなのです
自分が好きなものを極めるのも大事だけど、あえて苦手なものに挑戦してみる
はあちゅうさんの #旦那観察日記 も絵が苦手だった自分への挑戦だったけれど、今では爆発的な人気を誇っています
自分が苦手だと思ったことに1ヶ月だけでもいいから挑戦してみるってことを今日からやってみようと思いました
はあちゅうさんがその話をしたイベントはこちら
動画は削ぎ落としてない!圧縮している
Youtubeとか見てると、あまりにテンポがいいからテレビや本に比べると情報が少ないのではないかと思ってしまいますよね
でも、明石ガクトさんはそれは違うといいます
動画は情報を削ぎ落とすんじゃない。圧縮している。
テキストだけじゃなくて絵とか写真で伝えるようにしているから。削ぎ落とすんじゃなくて、何で伝えるかを考える。
#朝渋 #ガクト本— なまっちゃ (@namatcha_) 2018年11月19日
伝えきれない部分は、文字以外の方法で内容を詰め込む
見てる人はただなんとなくで見てるけど、こういうところに注目してみると動画の味方がまた変わってくるのかもしれないです
動画産業革命を起こすONE MEDIA
☑︎これまでの映像コミュニケーション
「ただいまからいってきますまで」☑︎これからの動画コミュニケーション
「おはようからおやすみまで」— なまっちゃ (@namatcha_) 2018年11月19日
起きた瞬間にスマホを開きTwitterなどのSNSを確認
そして寝る直前までスマホをいじっている
まさに「おはようからおやすみ」までスマホと共にいる生活をわたしは送っています
それくらい、スマホと共にいるし動画を通信量など気にせずにみるようになっている自分がいることに、今回の明石ガクトさんのお話を聞いて改めて気づくことができました
わたしはブログといった文字を主にするコンテンツが得意ですが、コンフォートゾーンを抜け出して動画にも挑戦してみようと思います
朝早くから、素敵なおはなしありがとうございました!
表紙のこだわりがたくさんの明石ガクトさんの本、このレポートを読んで気になったらぜひ読んでみてください
紙の本の方が、電子書籍にはないページがあるのでおすすめです!
表紙が赤い理由
☑︎レッドホットチリペッパー
☑︎カメラの録画ボタンの色
☑︎みんなの人生の録画ボタンになればいい動画のデザインはとにかくこだわりをもっている。
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?https://t.co/p0GeCA4Ddf この本がおすすめ!
#朝渋 #ガクト本— なまっちゃ (@namatcha_) 2018年11月19日